乱歩賞とは?
らんぽしょう
乱歩賞とは、推理小説の新人作家を発掘・育成するために設けられた日本を代表する推理小説の公募新人賞です。
乱歩賞(江戸川乱歩賞)は、日本推理作家協会が主催する推理小説・ミステリー分野の公募新人賞です。1954年に創設され、近代日本の探偵小説の父とも呼ばれる作家・江戸川乱歩の名を冠しています。毎年1回、長編推理小説を対象に選考が行われます。
賞の対象は未発表の長編推理小説で、プロ・アマ問わず応募できます。選考は日本推理作家協会の選考委員(著名なミステリー作家)が担当し、最終候補作の中から受賞作が決定されます。受賞者には正賞として江戸川乱歩のブロンズ像、副賞として賞金が贈られます。
乱歩賞は新人発掘の登竜門として機能しており、受賞後に第一線で活躍する人気作家を多数輩出してきました。歴代受賞者には西村京太郎、森村誠一、宮部みゆき(候補作経験)、東野圭吾、道尾秀介などがおり、日本ミステリー界の「作家の産地」として高い評価を得ています。
乱歩賞受賞作は講談社から出版され、広く読者に届けられます。長年にわたってミステリー小説のレベルアップと普及に寄与してきた賞として、また日本の推理小説文化の発展を支える賞として、作家・読者ともに高く評価されています。
使い方・例文
「デビュー作で乱歩賞を受賞した若手作家が、その後シリーズ化された警察小説でベストセラー作家となった」のように、ミステリー作家のキャリアに関する話題で登場します。
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