本文へスキップ

三条実美とは?

さんじょうさねとみ

三条実美は、幕末から明治初期にかけて活躍した公家政治家で、太政大臣として近代日本の国家建設を支えた重要な指導者です。

三条実美(さんじょう さねとみ、1837〜1891年)は、幕末から明治時代かけて活躍した公家出身の政治家です。京都の名門公家・三条家に生まれ、攘夷・尊王の思想を抱く公武合体の混乱期に政治の表舞台に立ちました。

1863年の八月十八日の政変では長州藩と連携した急進的尊王攘夷派として朝廷から追放され、七卿落ちのひとりとして長州に身を寄せました。その後、情勢の変化とともに復権を果たし、王政復古の大号令(1868年)以後は新政府の中核を担う立場に就きます。

明治政府では右大臣・太政大臣を歴任し、特に太政大臣として1870年代から1880年代にかけての国政を主導しました。岩倉具視とともに新政府の重鎮として、廃藩置県・地租改正・殖産興業など、近代国家建設の基礎を築く諸改革を支えました。

1885年に内閣制度が創設されると太政官制は廃止となり、三条は内大臣に就任。1891年に没しました。公家出身でありながら激動の幕末・維新を生き抜き、明治日本の礎を支えた象徴的存在として評価されています。

使い方・例文

「明治初年の政局で三条実美は太政大臣として岩倉具視とともに欧米使節団の派遣を主導した」のように、幕末維新史や明治政府の解説で登場します。

この用語をシェア

𝕏 でポスト LINE

最終更新:

関連用語