丁とは?
ちょう
「丁」は書物の一枚の紙(表裏2ページ分)を数える単位で、和本・古典籍の書誌記述に使われる伝統的な語です。
丁(ちょう)は、主に和本(日本の伝統的な製本形式の書物)や古典籍において、書物の紙1枚(表と裏の2ページ)を数える単位です。1丁の表側を「表(おもて)」または「丁表(ちょうおもて)」、裏側を「裏(うら)」または「丁裏(ちょううら)」と呼びます。
和本では本文が折り畳まれた状態で綴じられているため、現代の洋書のような「ページ」という概念とは異なります。図書館や古書業界では和本のページ数を「◯丁」と表記し、所蔵資料の書誌情報に記します。たとえば「本文100丁」とあれば、表裏合わせると200ページ分に相当します。
また「丁」は街区(まちのブロック)を表す単位「丁目」としても使われますが、書物の文脈では葉(は)・枚(まい)と同義の紙の数え方として用いられます。古文書・写本の研究や古書の売買において、資料の分量を正確に記述するうえで欠かせない単位です。
使い方・例文
国文学研究者が江戸時代の写本を整理する際、「全35丁」と記録することで資料の分量を簡潔に示します。
この用語をシェア
最終更新: