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一刀両断とは?

いっとうりょうだん

一刀両断とは、一度の刀の振り下ろしで真っ二つに断ち切るという意味から転じて、物事をためらわずに素早くはっきりと決断・処理することを指す四字熟語です。

一刀両断(いっとうりょうだん)とは、もともと剣術の言葉で「一振りの刀で対象を真っ二つに切り断つ」という文字通りの意味を持ちます。そこから転じて、現代では主に「複雑な問題や議論をためらわずに素早く、かつはっきりとした判断で処理すること」という比喩的な意味で広く使われています。

この熟語は「一刀」(ひと振りの刀)と「両断」(真っ二つに断つ)の二語から成ります。刀で対象を完全に断ち切るイメージが、曖昧さなく明快に物事を決める様子を表すのに適しているため、日本語の慣用表現として定着しました。

使われる場面としては次のようなケースが代表的です。

  • 長引く議論や交渉を上位者が即座に結論づけるとき
  • 提案・計画・申し出をはっきりと拒否・却下するとき
  • 問題の核心をつかんで迷わず対処するとき

ポジティブな文脈(決断力の高さを称える場合)にも、ネガティブな文脈(冷淡に切り捨てる場合)にも使われます。たとえば「会議の議論を一刀両断にまとめた」はリーダーシップの称賛、「反対意見を一刀両断に切り捨てた」は強引さへの批判として使われることがあります。

類似の表現には「ばっさり切る」「一蹴する」「断固として」などがあります。

使い方・例文

長時間にわたる会議でまとまらなかった議論を、部長が「この案で進める」と一刀両断に決断した場面で使われます。また、交渉の場で相手の提案を即座に断るときにも「一刀両断に断った」と表現します。

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