ヴワディスワフ・レイモントとは?
ゔわでぃすわふれいもんと
ヴワディスワフ・レイモントは、20世紀初頭のポーランドを代表する小説家で、農民の生活を描いた大河小説『農民』でノーベル文学賞を受賞しました。
ヴワディスワフ・スタニスワフ・レイモント(Władysław Stanisław Reymont、1867〜1925年)は、ポーランドの小説家です。農民の子として生まれ、俳優・行商人・鉄道員など多様な職を経験した後、文学の道に進みました。その幅広い人生経験が、リアリズムあふれる作品の原動力となっています。
代表作は四部作の大河小説『農民』(1904〜1909年)で、ポーランド農村の一家を主軸に春・夏・秋・冬の四季それぞれを一巻に当て、農民の喜怒哀楽・土地への執着・共同体の掟を克明に描いています。ポーランド語の豊かな民俗表現をふんだんに用いた文体は、文学的にも民俗学的にも高い評価を受けました。1924年、この作品の功績によりノーベル文学賞を受賞しています。
他にも、ウッジの繊維産業都市を舞台にした社会小説『約束の地』(1899年)があり、資本主義の台頭と労働者の苦境を描いた作品として知られています。同作は後に映画化もされました。レイモントはポーランド文学においてシェンキェヴィチと並ぶ国民的作家と位置づけられており、その作品は今日も広く読み継がれています。
使い方・例文
「レイモントの『農民』は、ポーランド農村の四季と人間ドラマを壮大なスケールで描いた傑作として文学の授業でよく取り上げられます」。
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