ヴォーグとは?
う゛ぉーぐ
ヴォーグとは、1980年代にニューヨークのLGBTQコミュニティから生まれたダンスとパフォーマンスの様式で、ファッション雑誌のポーズをモデルにした独特の動きが特徴です。
ヴォーグ(Voguing)は、アメリカ・ニューヨークのハーレムを中心にアフリカ系・ラテン系のLGBTQコミュニティの中で発展したダンスおよびパフォーマンス文化です。ファッション誌『VOGUE』のモデルが誌面でとるポーズにインスパイアされた、角ばった・直線的な体の動き、床でのフロアワーク、優雅なポーズの連続が基本の要素です。
ヴォーグはより広い「ボール(Ball)文化」と切り離せません。ボールとはLGBTQの人々が「ハウス(House)」と呼ばれる疑似家族コミュニティ単位で参加するパフォーマンス競技会で、カテゴリー別にウォーキング・ダンス・ファッションを競います。ハウスはコミュニティの居場所・支援ネットワークとしての役割も果たし、家庭に居場所のない若者たちの受け皿にもなってきました。
ヴォーグのスタイルは時代を経て進化し、大きく以下のカテゴリーに分類されます。
- オールドウェイ:カクカクした古典的なポーズ中心のスタイル
- ニューウェイ:関節の柔軟性を活かした曲線的な動き
- ヴォーグフェム:よりフェミニンで演劇的・流動的な表現
1990年にマドンナが楽曲『Vogue』とミュージックビデオでこの文化を世界に広め、メインストリームへの認知が急速に高まりました。近年はリアリティ番組『ポーズ(Pose)』などでボール文化が再び注目を集め、ダンスシーンやファッション・LGBTQ文化の文脈で頻繁に言及されます。
使い方・例文
ダンスバトルやパフォーマンスイベントで「あの人のヴォーグフェムはフロアワークとアームコントロールが圧倒的だった」というように、ボールカルチャーやダンス系SNSで使われます。
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