ヴィリヤルムル・ステファンソンとは?
ゔぃりやるむるすてふぁんそん
ヴィリヤルムル・ステファンソンとは、北極を「友好的な土地」と主張したカナダ系アイスランド人の探検家・人類学者です。
ヴィリヤルムル・ステファンソン(1879〜1962年)は、カナダのマニトバ州生まれのアイスランド系探検家・人類学者であり、北極探検の概念を大きく変えた人物として知られています。
ステファンソンは「北極は危険で人間が生存できない土地」という当時の常識に異を唱え、現地の狩猟採集だけで長期間生き延びられると主張しました。実際に彼は1906年から数度にわたり北極探検を敢行し、現地のイヌイットとともに生活しながら長期間の滞在を成功させました。1913〜1918年のカナダ北極探検では、北極圏の未知の島々(ボーデン島、ブロック島など)を発見するなど地理的な成果も残しています。
人類学者としても重要な業績を持ち、「金髪のイヌイット」と呼ばれる人々の存在を報告したことで当時大きな反響を呼びました。また食事に関する研究でも知られており、肉・魚だけを食べる「肉食実験」を長期間行い、その健康状態を記録・発表しました。
晩年は著述・講演活動に力を注ぎ、北極の可能性と開発について積極的に発信し続けました。著書『友好的な北極』は北極探検文学の古典として今も参照されています。
使い方・例文
北極探検史や先住民文化・人類学の講義で、ステファンソンの「北極生活可能説」とそれを実証した探検活動が事例として紹介されます。
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