ヴィクトル・オルバーンとは?
ゔぃくとるおるばーん
ヴィクトル・オルバーンは、ハンガリーの政治家で、フィデスの党首として長期にわたり首相を務め、「非自由主義的民主主義」を掲げる欧州有数の右派ポピュリスト指導者です。
ヴィクトル・オルバーン(Viktor Orbán)は、1963年ハンガリー・フェヘールヴァールチュールゴ生まれの政治家です。共産主義体制が崩壊しつつあった1988年にフィデス(青年民主主義者同盟)の創設に参加し、1990年代に党首として台頭しました。
1998年から2002年に首相を務めた後、野党期間を経て2010年の選挙で圧勝し、首相に返り咲きました。以後、2022年現在まで長期政権を維持しています。
2010年以降のオルバーン政権の特徴として、次の点が挙げられます。
- 憲法や選挙制度の大幅な改変による権力集中
- メディアや司法の独立性に対する介入
- 難民・移民の受け入れ拒否を明確化した反移民政策
- EUの法の支配基準との対立と、EU補助金をめぐる対立
オルバーン自身は「非自由主義的民主主義(イリベラル・デモクラシー)」という概念を掲げ、リベラルな欧州主流に対抗する旗手を自認しています。ポーランドやセルビアなど中東欧の右派政府と連携し、EU内での保守ブロックの形成にも力を注ぎました。欧州政治における右派ポピュリズムの象徴的人物として国際的に論じられることが多い指導者です。
使い方・例文
「オルバーン政権のメディア統制はEUの民主主義基準に反するとして批判を受けている」のように、欧州政治や民主主義後退の議論で登場します。
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