ヴァルター・ネルンストとは?
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ヴァルター・ネルンストは、熱力学の第三法則を確立し1920年にノーベル化学賞を受賞したドイツの物理化学者です。
ヴァルター・ネルンスト(Walther Nernst、1864〜1941年)はドイツの物理化学者で、エネルギーと熱に関する研究を通じて近代化学・物理学の発展に大きく貢献しました。最も重要な業績は「熱定理」(後にネルンストの定理とも呼ばれる)の提唱で、これは熱力学の第三法則の基礎となりました。
熱力学の第三法則とは、「絶対零度(−273.15℃)においてすべての純粋な結晶物質のエントロピーはゼロである」という原理です。この発見により、化学反応の平衡定数や自由エネルギーを絶対的に計算することが可能になり、物理化学の実用的な計算体系を大きく前進させました。1920年のノーベル化学賞はこの業績に対して授与されました。
ネルンストはほかにもネルンスト方程式(電極電位と濃度の関係を示す式)の確立でも知られており、電気化学分野でも重要な貢献をしています。また電球のフィラメント材料の改良や音響技術にも取り組むなど、応用面でも実績を残した人物です。ゲッティンゲン大学やベルリン大学で教鞭をとり、多くの優秀な研究者を育てました。
使い方・例文
「ネルンスト方程式は電気化学の授業で必ず登場する基本公式だ」のように、化学・電気化学の教育や研究の文脈で言及されます。
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