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ローマ水道(セゴビア)とは?

ろーますいどう(せごびあ)

セゴビアのローマ水道とは、スペイン・セゴビアに現存する古代ローマ時代の巨大な石造水道橋で、ユネスコ世界遺産に登録されています。

セゴビアのローマ水道(Acueducto de Segovia)は、スペイン・カスティーリャ地方の都市セゴビアに現存する古代ローマ時代の石造水道橋です。約2,000年前に建設されたとされておりローマ帝国の土木技術の高さを今に伝える最も保存状態の良い遺構の一つです。

水道橋の概要は次の通りです。

  • 全長:約728メートル(市街地を横断する区間)
  • 最高:地上からの高さ約28メートル
  • アーチ:二段構造の連続アーチ(約167基)で構成
  • 建材:モルタルや接着剤を一切使わず、花崗岩のブロックを積み上げた乾式積み

この水道橋は、フエンフリア山脈から市街地へ水を引くために建設されました。約17キロメートル先の水源から流れを制御し、市街地中心部へ安定して水を供給するという高度な水利工学の成果です。建設年代については1世紀後半(ドミティアヌス帝やトラヤヌス帝の時代)とする説が有力です。

中世以降もキリスト教徒によって修復されながら実際に使用が続けられ、20世紀まで機能していたとされます。1985年にはユネスコ世界遺産「セゴビア旧市街と水道橋」の一部として登録されました。現在は車道をまたぐ形で市街地に立ち、観光地としてスペインを代表する建造物の一つです。

使い方・例文

セゴビアの旧市街を歩くと、道路の上を古代ローマの石造アーチが堂々とまたいでいる光景に出会えます。ローマ建築の事例や世界遺産の話題として頻繁に取り上げられる建造物です。

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