ロバート・A・ハインラインとは?
ろばーとえーはいんらいん
ロバート・A・ハインラインとは、20世紀アメリカを代表するSF作家で、アイザック・アシモフ、アーサー・C・クラークと並ぶ「SF三大巨匠」のひとりです。
ロバート・アンソン・ハインライン(Robert Anson Heinlein、1907年〜1988年)は、アメリカ・ミズーリ州出身のSF作家です。海軍士官学校(アナポリス)を卒業し、海軍将校として服務した後に体を壊して退役し、作家の道を歩みました。
1939年に短編「生命線」でデビューして以来、半世紀近くにわたってSFの最前線で活躍しました。ハインラインの作品の特徴は、科学的なリアリズムと社会・政治・哲学的なテーマの融合にあります。宇宙旅行・ロボット工学・時間旅行といったSFの定番主題を扱いながらも、軍事・自由主義・個人主義・宗教など深いテーマを掘り下げた作風で知られています。
代表作には次のものがあります。
- 『宇宙の戦士(Starship Troopers)』(1959年)— 軍事SF・市民権と国家を論じた問題作、映画化も有名
- 『異星の客(Stranger in a Strange Land)』(1961年)— ヒューゴー賞受賞作、1960年代カウンターカルチャーに影響
- 『月は無慈悲な夜の女王(The Moon is a Harsh Mistress)』(1966年)— 革命と自由をテーマにしたヒューゴー賞受賞作
- 『夏への扉(The Door into Summer)』(1956年)— 日本で特に人気の高いタイムトラベル小説
ハインラインはヒューゴー賞を生涯4回受賞し、グランドマスターの称号も贈られました。彼の思想はリバタリアニズムとの親和性が指摘されており、作品は今日も世界中で読み継がれています。
使い方・例文
SF小説の入門書や「名作SF100冊」的なリストには必ずハインラインの作品が含まれており、特に日本では『夏への扉』の愛読者が多いことで知られます。
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