レオス・カラックスとは?
れおすからっくす
レオス・カラックスとは、フランスの映画監督で、詩的な映像美と破壊的なロマンティシズムを持つ「シネマ・ドゥ・ルック」の代表的存在です。
レオス・カラックス(1960〜)は、フランス・シュルヌ出身の映画監督です。本名アレックス・クリストフ・デュポン。1980年代に「シネマ・ドゥ・ルック」と呼ばれる映像美重視の潮流を体現する監督として頭角を現しました。
デビュー作『ボーイ・ミーツ・ガール』(1984)以来、カラックスは自身の分身ともいえる俳優ドニ・ラヴァンを主人公「アレックス」として繰り返し起用し、三部作を形成しました。
- 『ボーイ・ミーツ・ガール』(1984):モノクロームの映像で描く孤独な青年の恋愛
- 『汚れた血』(1986):SF的設定の中で描かれる激情とロマンス
- 『ポンヌフの恋人』(1991):パリのポン・ヌフ橋を舞台にした圧倒的スケールの恋愛映画
その後、長いブランクを経て発表した『ホーリー・モーターズ』(2012)は、映画そのものの本質を問う実験的な傑作として高く評価されました。さらに2021年にはミュージカル映画『アネット』でカンヌ映画祭監督賞を受賞しています。カラックスの作品は常に商業的文脈に収まらない作家性と衝動を持ち、映画ファンの間で熱狂的な支持を集めています。
使い方・例文
「映画学校の授業でフランス映画の作家主義を語るとき、レオス・カラックスの名は必ずと言っていいほど登場する。」
この用語をシェア
最終更新: