ルポルタージュとは?
るぽるたーじゅ
ルポルタージュとは、記者や作家が現地に赴いて取材し、事実に基づいて書いたリポート形式のジャーナリズム的文章です。
ルポルタージュ(reportage)は、フランス語の「報告・報道」を語源とし、記者・作家・ジャーナリストが現地取材を行い、見聞きした事実・証言・状況を詳細に記録した文章・映像作品の形式を指します。単なるニュース記事と異なり、より長い分量と深い掘り下げ、そして執筆者の視点や文体が色濃く反映される点が特徴です。
ルポルタージュの核心は「現場へ行くこと」にあります。戦場・被災地・貧困地域・犯罪現場など、一般の人々が直接目にしにくい現実に取材者が踏み込み、読者に代わって証言・記録する使命を担います。
ルポルタージュには以下のような種類があります。
- 社会問題ルポ(貧困・差別・労働問題など)
- 戦場ルポ(紛争地帯の実態報告)
- 犯罪・事件ルポ(事件の背景・構造を掘り下げる)
- 環境・科学ルポ(専門的テーマを現場取材で解説)
文学的ルポルタージュ(ニュージャーナリズム)と呼ばれるスタイルでは、客観報道に小説的な描写を組み合わせ、高い文学性を持つ作品も生まれています。トルーマン・カポーティの『冷血』はその代表例です。
日本でも本田靖春や沢木耕太郎らが優れたルポルタージュを残しており、ノンフィクション文学の重要な柱となっています。
使い方・例文
「炭鉱閉山後の町を取材したルポルタージュが、社会派雑誌の特集記事として掲載され、翌年単行本化された」といった形で、出版・報道の文脈で使われます。
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