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ルイ2世 (コンデ公)とは?

るいにせいこんでこう

ルイ2世(コンデ公)は17世紀フランスの大貴族・将軍で、若くして天才的な軍事才能を発揮し「大コンデ」と称えられたブルボン王家の傍系王族です。

ルイ2世・ド・ブルボン(Louis II de Bourbon、1621〜1686年)は、コンデ公位を継いだフランスの大貴族・将軍で、「大コンデ」(le Grand Condé)の呼び名で歴史に名を残しています。ブルボン王家の傍系にあたり、ルイ14世の従兄弟にも当たります。

軍事的才能は若年から際立っており、わずか21歳でロクロワの戦い(1643年)に臨みスペイン軍を大破しました。この勝利はスペイン歩兵の無敵神話を終わらせたとも言われ、三十年戦争の趨勢にも影響を与えました。その後もフリブール、ノルトリンゲン、ランスなどの戦いで輝かしい戦果を挙げ、フランス最高の名将として称えられました。

しかしフロンドの乱(1648〜1653年)においては、当初はマザラン宰相打倒を目指す反乱側に加わり、やがてスペインと手を結んでフランス王権に対して戦うという複雑な立場をとりました。この行動はのちに和解したルイ14世からも一定の寛容を得て、最終的にはフランス王軍の元帥として活動を再開しました。

晩年はシャンティイ城に引退し、その宮廷はモリエールやラシーヌ、ボシュエなどの文人・知識人が集うフランス文化の一大サロンとなりました。「大コンデ」は軍事と文化の両面でルイ14世時代のフランスを彩った巨人として記憶されています。

使い方・例文

「17世紀ヨーロッパの軍事史を学ぶとき、ルイ2世(コンデ公)はロクロワの戦いの革新的な戦術で必ず取り上げられる天才将軍だ。」

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