ルイ14世とは?
るいじゅうよんせい
ルイ14世とは、「太陽王」と呼ばれたフランス絶対王政の象徴的君主で、ヴェルサイユ宮殿を建造した国王です。
ルイ14世(1638〜1715年)は、フランス王国のブルボン朝の国王で、在位期間は1643年から1715年に及ぶ。これはヨーロッパ主要国の君主としては史上最長クラスの72年間に上る。「朕は国家なり(L'État, c'est moi)」という言葉が象徴するように、絶対王政の頂点を体現した人物である。
幼少期に摂政マザランのもとでフロンドの乱(貴族の反乱)を経験したことが、強力な中央集権への意志を固めた要因とされる。成人後は宰相を置かず親政を行い、財務総監コルベールの主導による重商主義政策でフランスの経済力を高め、ルーヴォワらを用いて軍を大規模に整備した。
文化面ではヴェルサイユ宮殿を建造し、貴族を宮廷に集めて管理しつつ、フランスの芸術・建築・演劇・バレエを欧州全土の模範に押し上げた。その華麗な宮廷文化は「グラン・シエクル(大いなる世紀)」と呼ばれる。
一方、宗教的少数派であるユグノー(プロテスタント)の権利を保護したナントの勅令を1685年に廃止し、多くの優秀な人材をフランスから逃がす結果を招いた。晩年は度重なる戦争で財政が逼迫し、その後のフランス革命への遠因ともなった。
使い方・例文
「絶対王政の典型はルイ14世のフランスであり、ヴェルサイユ宮殿はその権威の象徴だった」という形で歴史の授業によく登場します。
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