ルイス・イナシオ・ルラ・ダ・シルバとは?
るいすいなしおるらだしるば
ルイス・イナシオ・ルラ・ダ・シルバとは、ブラジルの元労働組合指導者から大統領に上り詰めた政治家で、貧困削減と経済成長を両立させた指導者として国際的に高く評価されています。
ルイス・イナシオ・ルラ・ダ・シルバ(Luiz Inácio Lula da Silva、1945年生まれ)は、ブラジルの政治家です。「ルラ」の愛称で広く知られ、鉄鋼労働者として働きながら労働運動に参加し、1980年には労働者党(PT)の設立を主導しました。
三度の大統領選挙落選を経て、2002年の選挙で初当選。2003年から2010年まで二期大統領を務めました。任期中は「ボルサ・ファミリア」と呼ばれる条件付き現金給付プログラムを核に、社会格差の縮小と大規模な貧困削減を達成しました。同時期のコモディティ・ブームも追い風となり、ブラジル経済は力強い成長を遂げました。
ルラ政権の主な実績は以下の通りです。
- ボルサ・ファミリアによる数千万人規模の貧困層支援
- 最低賃金の大幅引き上げと中産階級の拡大
- ブラジルのBRICS参加と南南協力の推進
- 再生可能エネルギー・石油開発(プレ・サル油田)への投資
退任後は汚職疑惑で有罪判決を受け服役しましたが、後に連邦最高裁判所によって判決が無効とされ、2022年の大統領選挙で三選を果たして現在も大統領職を続けています。
使い方・例文
「ルラ大統領の社会政策はブラジルの貧困率を大きく低下させ、左派ポピュリズムの成功事例として世界中で研究されている」のように、ラテンアメリカ政治や社会政策の文脈で登場します。
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