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リヒャルト・フォン・ワイツゼッカーとは?

りひゃるとふぉんわいつぜっかー

リヒャルト・フォンワイツゼッカーは、1984年から1994年まで西ドイツ・統一ドイツの大統領を務め、ナチズムの過去と正面から向き合う演説で世界的に評価された政治家です。

リヒャルト・フォンワイツゼッカー(Richard von Weizsäcker、1920〜2015年)は、ドイツ政治家で、キリスト教民主同盟CDU)に所属し、1984年から1994年の10年間、西ドイツおよび統一ドイツの第6代大統領を務めました。

ベルリンに生まれた貴族の家系の出身で、第二次世界大戦中は将校として東部戦線などに従軍しました。戦後は法学を修め、政界に入りCDUの政治家として活躍。1981年から1984年までベルリン市長を務めた後、大統領に選出されました。

ワイツゼッカーが最も広く知られるのは、1985年5月8日、第二次世界大戦終結40周年の記念演説です。この演説で彼は「5月8日はドイツにとって解放の日であった」と述べ、ドイツが過去の犯罪を直視し、責任を認めることの重要性を強調しました。この演説はナチズムの過去に対する真摯な反省として国際的に高く評価され、「過去に目を閉ざす者は、現在にも盲目になる」という言葉は今日でも広く引用されます。

また統一ドイツの大統領として東西ドイツの融和にも尽力し、政治的に中立な立場から国民に語りかけ続けました。その誠実な姿勢と知性は超党派から尊敬を集め、現代ドイツ政治史を代表する人物として位置づけられています。

使い方・例文

「ワイツゼッカー大統領の1985年の演説は、歴史的責任を問う政治スピーチの手本として今も引用される」のように、ドイツの歴史認識や政治を語る文脈で用いられます。

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