ラナシンハ・プレマダーサとは?
らなしんはぷれまだーさ
ラナシンハ・プレマダーサとは、スリランカの政治家で、1989年から1993年まで大統領を務め、テロ攻撃により暗殺された人物です。
ラナシンハ・プレマダーサ(Ranasinghe Premadasa、1924〜1993年)は、スリランカ(旧セイロン)の政治家です。コロンボの貧しい家庭に生まれ、独学でキャリアを積み、統一国民党(UNP)の下院議員として政界に入りました。
都市部の貧困層向けに低所得者住宅建設プログラム「ジャナサヴィヤ(Janasaviya)」などを推進し、庶民の生活改善に熱心に取り組んだことで広く支持を集めました。1978年から1989年まで首相を務めた後、1989年に大統領選挙で勝利し、スリランカ第3代大統領に就任しました。
大統領在任中は、タミル系武装組織「タミル・イーラム解放の虎(LTTE)」との内戦と、シンハラ系過激組織JVPの反政府活動という二重の政治的暴力に直面しました。インド平和維持軍の撤退を実現させるなど、独自の外交姿勢も示しました。
1993年5月1日、コロンボでのメーデー集会に参加中に、LTTEの自爆テロ攻撃を受けて暗殺されました。現職大統領がテロで命を落とした稀有な事例として、スリランカの内戦史に刻まれています。
使い方・例文
「プレマダーサ大統領はLTTEの自爆テロにより暗殺され、スリランカ内戦の凄惨さを世界に示す出来事となった」のように、スリランカ現代史の文脈で用いられます。
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