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ライ族とは?

らいぞく

ライ族とは、ネパール東部の山岳地帯を中心に暮らすキラント系の先住民族で、独自の言語・宗教・文化を持つ人々です。

ライ族(Rai)は、ネパール東部のコシ川流域・ソルクンブ地方やサンクワサバ地方などの丘陵・山岳地帯に居住する先住民族です。キラント民族群に属し、ネパール全体でも有数の大きな先住民族集団のひとつで、人口は数十万人規模に達します。

ライ族はキラティ語族に属する多数の方言・言語を持ち、その言語的多様性は顕著で、チャムリン語・バンタワ語・クルンなど数十の言語が記録されています。宗教はキラント固有の精霊信仰「ムンドゥム(Mundum)」を中核とし、自然・祖先・霊の世界との関係を詩的な口頭叙事詩で表現します。この叙事詩「ムンドゥム」は民族のアイデンティティの象徴でもあります。

伝統的な生活は農業・牧畜・狩猟を組み合わせたもので、段々畑でのヒエ・トウモロコシ栽培が中心です。ライ族はグルカ兵として英国・インド軍に従軍した歴史でも知られ、そのため多くの家族が海外に居住しています。現在、ライ族の言語や文化の保全活動が国内外で進められており、一部の言語はユネスコの消滅危機言語リストにも掲載されています。

使い方・例文

ネパールの民族多様性を紹介する文脈や、グルカ兵の出身民族として歴史書・軍事史の解説でライ族の名が登場します。

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