モンセラート・カバリェとは?
もんせらとかばりぇ
モンセラート・カバリェは、20世紀を代表するスペイン出身のソプラノ歌手で、豊かな声量と卓越した技巧で世界の歌劇場を席巻しました。
モンセラート・カバリェ(Montserrat Caballé、1933〜2018年)は、スペイン・バルセロナ生まれのソプラノ歌手で、20世紀後半のオペラ界を代表する大歌手の一人です。
バルセロナのリセウ音楽院で声楽を学び、1956年にプロとしてデビュー。その後ヨーロッパ各地の歌劇場で経験を積み、1965年にニューヨーク・カーネギーホールでドニゼッティのオペラ『ルクレツィア・ボルジア』の主役代役として大成功を収め、一躍国際的な名声を得ました。
カバリェの特徴として特に知られるのは、以下の点です。
- 透明感のある高音と豊かな中低音を兼ね備えた幅広い音域
- ピアニッシモ(非常に弱い音)を長く保つ卓越したブレスコントロール
- ベルカント唱法の正統な継承者としての精密な技巧
- ヴェルディ、プッチーニ、ベルリーニ、ドニゼッティなど幅広いレパートリー
1987年にはロックバンド・クイーンのフレディ・マーキュリーとコラボレーションしたシングル「バルセロナ」をリリースし、クラシックとロックの垣根を越えた話題作として世界的なヒットとなりました。この曲は1992年のバルセロナ五輪の象徴的な曲にもなっています。カバリェはオペラの普及と文化外交にも貢献し、スペインの音楽文化の誇りとして広く讃えられた人物です。
使い方・例文
「カバリェが歌うベルカントオペラのアリアは、そのピアニッシモの美しさで聴衆を魅了した」のように、ソプラノ歌手の技量や表現力を語る文脈で登場します。
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