モクテスマ2世とは?
もくてすまにせい
モクテスマ2世とは、16世紀初頭のアステカ帝国最後期の皇帝で、スペインのコルテスによる征服の中で命を落とした人物です。
モクテスマ2世(1466/1480頃〜1520年)は、アステカ帝国(メシカ)の第9代フラトアニ(皇帝)です。テノチティトラン(現在のメキシコシティ)を首都とするアステカ帝国の最盛期を治め、広大な地域から貢納を集める強大な支配者でした。
彼の治世は、宗教的権威と軍事力を巧みに組み合わせた中央集権的支配が特徴です。太陽神・軍神ウィツィロポチトリへの人身供犠を大規模に行い、神権政治的な皇帝として君臨しました。首都テノチティトランは当時のヨーロッパと比較しても有数の大都市でした。
1519年、エルナン・コルテス率いるスペイン軍がメキシコに上陸しました。モクテスマはコルテスを神話上の羽毛の蛇神ケツァルコアトルの化身と解釈したという説もありますが、この点は学術的に議論があります。彼はコルテスを首都に招き入れましたが、やがて事実上の人質となりました。
1520年、スペイン軍への民衆の反発が高まる中でモクテスマは死亡しましたが、スペイン軍に殺されたのかアステカ側に殺されたのかは今も論争があります。翌1521年にテノチティトランは陥落し、アステカ帝国は滅亡しました。
使い方・例文
世界史や中南米史の授業でアステカ文明の終焉を学ぶ際に必ず取り上げられる人物です。
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