ムワナムタパとは?
むわなむたぱ
ムワナムタパとは、14〜17世紀ごろに現在のジンバブエ・モザンビーク周辺に栄えたアフリカの王国およびその支配者の称号のことです。
ムワナムタパ(Mutapa、Mwene Mutapaとも)は、14世紀から17世紀にかけて、現在のジンバブエ北部からモザンビーク中部にかけての地域に存在したショナ系の王国です。また、その王国の支配者に与えられた称号でもあります。「ムワナムタパ」はショナ語で「鉱山を征服した主人」などを意味するとされています。
ムワナムタパ王国は、グレート・ジンバブエ遺跡で知られる先行文化の流れをくむ国家であり、内陸部の豊富な金・象牙資源を背景に、インド洋沿岸のスワヒリ商人やアラブ商人との交易で繁栄しました。この交易ネットワークを通じてイスラム文化の影響も受けています。
16世紀にポルトガルが東アフリカに進出すると、ムワナムタパ王国はポルトガルと複雑な関係を持つようになります。ポルトガルは貿易権や布教権を求め、王国内の権力争いに介入しながら影響力を拡大しました。17世紀にはロズウィ王国の台頭により衰退し、ムワナムタパの支配権は縮小していきました。
ムワナムタパは、ヨーロッパ人が「モノモタパ」と呼んでいたことから西洋の地図や文献にも記録されており、アフリカ内陸の豊かな文明の存在を示す歴史的証拠として重要視されています。
使い方・例文
「ムワナムタパはサハラ以南アフリカの歴史的王国として、教科書やアフリカ史の講義でたびたび登場します」のように使われます。
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