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ムルナール・センとは?

むるなーるせん

ムルナール・センとは、インドベンガル語映画を代表する映画監督で、社会批評的な視点と実験的な映像表現で世界的に評価されています。

ムルナール・セン(Mrinal Sen、1923〜2018)は、インドベンガル語(バングラデシュ/西ベンガル州)映画界を代表する映画監督です。サタジット・レイやリトウィック・ガタクとともに、インド並行映画(パラレルシネマ)の三巨匠のひとりと称されています。

セン監督は、インド社会の貧困・階級差別・政治的抑圧をテーマにした作品を数多く手がけました。マルクス主義的な思想的背景を持ち、主流のボリウッド映画とは異なる社会批評的・実験的な映像スタイルを貫いたことで知られています。フランスのヌーヴェルヴァーグや、ブレヒト的な演劇手法の影響も作品に色濃く反映されています。

代表作には以下のような作品があります。

  • 『バイシェ・シュラワン』(1960年) — 初期の傑作で飢餓をテーマにした作品
  • 『インタビュー』(1971年) — カンヌ国際映画祭で高い評価を受けた
  • 『カルカッタ71』(1972年) — 都市の貧困を描いたオムニバス作品
  • 『コーリ』(1977年) — 農村の搾取構造を描いた問題作

ベルリン国際映画祭、カンヌ国際映画祭など多くの国際映画祭で受賞し、インド政府からも最高位の文化勲章パドマ・ビブーシャンを授与されました。2018年に95歳で死去しました。

使い方・例文

「ムルナール・セン監督の作品は、インド社会の矛盾を鋭く描き出す社会派映画として、映画研究や世界映画史の文脈で頻繁に取り上げられます。」

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