マルタ・アルヘリッチとは?
まるたあるへりっち
マルタ・アルヘリッチは、圧倒的なテクニックと野性的な音楽性で知られるアルゼンチン出身の世界最高峰のピアニストの一人です。
マルタ・アルヘリッチ(Martha Argerich、1941年〜)は、アルゼンチンのブエノスアイレス生まれのピアニストです。2歳でピアノを始め、神童として頭角を現し、8歳でプロとしてのデビューを果たしました。その後、フリードリヒ・グルダやアルトゥーロ・ベネデッティ・ミケランジェリらに師事し、卓越した技術を磨きました。
1965年にショパン国際ピアノコンクールで優勝し、一躍世界的な名声を得ました。同コンクールで審査員のアルトゥール・ルービンシュタインが彼女の才能に驚嘆したというエピソードは有名です。アルヘリッチの演奏は、驚異的なスピードと正確さを持ちながらも、深い音楽的洞察と感情表現を兼ね備えており、特にショパン・プロコフィエフ・ラヴェル・シューマンのレパートリーで真価を発揮します。
室内楽とデュオの演奏にも力を入れており、ギドン・クレーメル、ミッシャ・マイスキーらとの共演で名盤を多数残しています。また、1982年からルガーノ(スイス)で主催する音楽祭「プログレット・マルタ・アルヘリッチ」は、若手音楽家の育成と室内楽の普及に大きく貢献しています。主な特徴は以下の通りです。
- 驚異的なテクニックと音楽的自発性の共存
- 即興的なアプローチによる毎回異なる演奏
- コンチェルトよりも室内楽を好む姿勢
- 若手育成への情熱的な取り組み
現在も現役で活動を続け、クラシック音楽界の生きる伝説として世界中の聴衆を魅了しています。
使い方・例文
クラシックピアノの名盤を選ぶ際、プロコフィエフやショパンのコンチェルトでマルタ・アルヘリッチの録音が必ずといっていいほど候補に挙がります。
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