マルコーニとは?
まるこーに
マルコーニとは、無線電信を実用化したイタリアの発明家・実業家で、1909年にノーベル物理学賞を受賞した「無線通信の父」です。
グリエルモ・マルコーニ(Guglielmo Marconi、1874〜1937年)は、イタリア・ボローニャ出身の発明家・実業家です。電磁波を利用した無線通信(ワイヤレス・テレグラフィー)を実用レベルにまで高めた功績から「無線通信の父」と呼ばれます。1909年にカール・フェルディナント・ブラウンと共同でノーベル物理学賞を受賞しました。
ハインリヒ・ヘルツが電磁波の存在を証明した研究に着想を得たマルコーニは、10代のうちから独自の無線通信装置の研究を開始しました。1895年頃に自邸の庭で数百メートルの無線通信に成功し、1897年にはイギリスで世界初の無線通信会社を設立します。1901年には史上初の大西洋横断無線通信に成功し、世界に衝撃を与えました。
その後も通信距離・信頼性の改善を重ね、マルコーニの技術は海難救助や船舶通信に広く採用されるようになりました。1912年のタイタニック号沈没事故でも、船に搭載されていたマルコーニ式無線機が救助信号の発信に用いられたことは有名なエピソードです。
マルコーニの業績はラジオ放送・テレビ・移動体通信・衛星通信へと続く現代の無線通信技術の原点であり、その影響は現代社会のあらゆる場面に及んでいます。
使い方・例文
無線通信の歴史や物理学の発展を学ぶ際に必ず登場します。スマートフォンやWi-Fiの原点を探る話題でも、その先駆的な業績が紹介されます。
この用語をシェア
最終更新: