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マルガレーテ・フォン・トロッタとは?

まるがれーてふぉんとろった

マルガレーテ・フォン・トロッタは、ドイツの女性映画監督・女優で、社会的・政治的テーマを女性の視点から描いたニュー・ジャーマン・シネマの旗手です。

マルガレーテ・フォン・トロッタ(Margarethe von Trotta、1942年〜)は、ドイツベルリン生まれの映画監督脚本家・女優です。1960〜70年代俳優として活動した後、ヴォルカー・シュレンドルフ監督の『カタリーナ・ブルームの失われた名誉』(1975年)の共同脚本・共同監督を担い、独立した映画作家としての道を歩み始めました。

フォン・トロッタの作品群は、1970〜80年代の西ドイツが直面した政治的緊張と女性の生き方を正面から問うものが多く、ニュー・ジャーマン・シネマの中でも独自の地位を確立しています。特に女性の連帯・葛藤・アイデンティティを丁寧に描いた作品で国際的な評価を得ました。

代表的な作品には以下があります。

  • 『マリアンヌとジュリアーヌ』(1981年)——実在した左翼過激派メンバーを題材に姉妹の確執を描きヴェネチア映画祭金獅子賞受賞
  • 『ローザ・ルクセンブルク』(1986年)——社会主義活動家の生涯を伝記映画化
  • 『ハンナ・アーレント』(2012年)——哲学者アーレントのアイヒマン裁判報告をめぐる論争を映画化

フォン・トロッタは長年にわたり「歴史の中の女性の声」を映画で掘り起こしてきた監督として、欧州映画における女性監督の先駆的存在です。

使い方・例文

「女性監督の先駆者」「政治的映画の女性作家」として映画史やジェンダー研究の文脈で言及されるほか、ドイツ現代史を扱った映画の紹介記事にも登場します。

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