ヴォルカー・シュレンドルフとは?
う゛ぉるかーしゅれんどるふ
ヴォルカー・シュレンドルフとは、ドイツの代表的な映画監督で、カンヌ・アカデミー賞を受賞した『ブリキの太鼓』で世界的な名声を得た人物です。
ヴォルカー・シュレンドルフ(Volker Schlöndorff、1939年生まれ)は、ドイツ・ヴィースバーデン出身の映画監督で、1970年代から1980年代にかけて隆盛を極めた「ニュー・ジャーマン・シネマ(新ドイツ映画)」を代表する一人です。パリで映画を学び、フランスのヌーヴェルヴァーグからも強い影響を受けました。
シュレンドルフが国際的な地位を確立した最大の作品は、ギュンター・グラスの同名小説を映画化した『ブリキの太鼓』(1979年)です。この作品は第二次世界大戦前後のドイツ社会を子どもの目線から描いた異色の歴史映画で、カンヌ国際映画祭のパルム・ドールと米アカデミー賞外国語映画賞を受賞し、ドイツ映画として初めて同賞を獲得した歴史的作品となりました。
彼の作品群の特徴として以下が挙げられます。
- 文学作品の映画化を得意とし、マルグリット・ユルスナールやハインリヒ・ベルの作品も手がけた
- ドイツの歴史・社会問題を批判的な視点で描く姿勢
- ハリウッドでの活動(『死の商人』など)と欧州映画の往来
- 晩年もドイツ分断と統一を題材にした作品を制作
シュレンドルフはファスビンダーやヘルツォークとともにドイツ映画の国際的評価を高めた世代に属し、社会批評と映像芸術を融合させた作風で高く評価され続けています。
使い方・例文
「ヴォルカー・シュレンドルフ監督の『ブリキの太鼓』はドイツ映画として初めてアカデミー外国語映画賞を受賞した」というように、ドイツ映画史や欧州映画の名作を紹介する場面で登場します。
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