マット・ヘンソンとは?
まっとへんそん
マット・ヘンソンとは、1909年の北極点到達探検に参加したアメリカ人探検家で、北極点に初めて到達した人物の一人とされています。
マシュー・アレクサンダー・ヘンソン(Matthew Alexander Henson、1866〜1955年)は、アメリカの探検家です。ロバート・ピアリーの北極探検隊の主要メンバーとして長年活動し、1909年4月6日に北極点へ到達したとされる探検の中心的人物でした。
ヘンソンはアフリカ系アメリカ人として生まれ、若くして船員として世界各地を巡ったのち、ピアリーの探検隊に加わりました。イヌイットの言語や犬ぞり操作・雪上での生存技術を習得し、極地探検において欠かせない実働部隊のリーダーとして活躍しました。北極点に最初に到達したのはヘンソンであったとする証言もあり、探検史における彼の貢献の大きさが近年改めて評価されています。
しかし当時の人種差別的な社会状況から、帰還後に注目を浴びたのはピアリー隊長であり、ヘンソンはしばらく歴史的評価を受けられませんでした。20世紀後半以降、その功績が再認識され、1944年に議会金メダルの前身にあたる表彰を受け、2000年には国立地理学会のハバード賞が遺族に贈られました。
ヘンソンは後に回想録『北極の探検家』(A Negro Explorer at the North Pole、1912年)を著し、自らの体験を記録に残しています。
使い方・例文
「マット・ヘンソンはピアリーとともに北極点を目指した探検家として、アメリカの探検史や黒人の歴史を扱う教材でよく紹介されます」のように登場します。
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