本文へスキップ

マスク・ワークとは?

ますくわーく

マスク・ワークとは、演劇や身体表現のトレーニングで仮面(マスク)を用いて行う演技訓練・表現手法の総称です。

マスク・ワーク(Mask Work)は、舞台芸術・俳優訓練の分野において、仮面(マスク)を顔に着けて行う表現訓練や演技技法の総称です。古代ギリシア劇や能・コメディア・デラルテなど世界各地の演劇伝統に仮面劇の歴史がありますが、現代的なマスク・ワークは20世紀に体系化された俳優教育の文脈で広く用いられています。

代表的な手法として、フランスの演劇人ジャック・ルコックが開発したニュートラル・マスクを使ったトレーニングがあります。ニュートラル・マスクは表情を持たない無表情の仮面で、俳優が自分の顔の習慣的な表情や緊張を取り払い、身体全体で表現する訓練に使われます。

マスク・ワークには複数の目的があります。

  • 身体と動きによる表現力の開発
  • キャラクター(人物・動物・感情)の外側から内側へのアプローチ
  • 集団としてのリズムや即興対応力の養成
  • 俳優の自意識を解放し、創造的な遊びを促す

コメディア・デラルテの様式化されたハーフ・マスク(口が見える仮面)を用いたスタイルも現代演劇で活用されており、即興と身体表現のトレーニングとして俳優学校・演劇ワークショップで広く実践されています。

使い方・例文

演劇の俳優訓練ワークショップや舞台芸術大学の授業で、参加者が仮面をつけて動きだけで感情やキャラクターを表現する実習として登場します。

この用語をシェア

𝕏 でポスト LINE

最終更新:

関連用語