マクレーンとは?
まくれーん
マクレーンは、圏論(カテゴリー論)の創始者のひとりとして知られる20世紀アメリカの数学者です。
サンダース・マクレーン(Saunders Mac Lane、1909〜2005年)は、アメリカの数学者です。イェール大学・シカゴ大学などで学び研究し、特にシカゴ大学での長いキャリアで知られます。
マクレーンの最も根本的な業績は、サミュエル・アイレンベルグとともに1945年に圏論(カテゴリー論、Category Theory)を創始したことです。圏論とは、数学的構造とその間の「変換(関手)」を抽象的に扱う理論で、「数学の数学」とも呼ばれます。集合・群・位相空間・ベクトル空間など様々な数学的対象を統一的な枠組みで記述できます。
圏論の主要な概念には次のものがあります。
- 圏(category):対象と射(矢印)からなる構造
- 関手(functor):圏から圏への構造を保つ写像
- 自然変換(natural transformation):関手の間の変換
圏論はもともと代数的位相幾何学の言語として生まれましたが、現在では代数幾何学・論理学・理論計算機科学・物理学など広範な分野に応用されています。特に関数型プログラミング言語(Haskell など)の理論的基礎としても注目されています。著書『数学者のための圏論』(Categories for the Working Mathematician)は圏論の標準的教科書として世界中で読まれています。
使い方・例文
「Haskellのモナドは圏論のモナドを実装したもの」「関手を使って異なる数学的構造を統一的に扱う」という文脈で、プログラマや数学者の議論にマクレーンの圏論が登場します。
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