ボトルネックとは?
ぼとるねっく
ボトルネックとは、工程やシステム全体の中で処理能力や速度が最も低く、全体の流れを制限してしまう箇所や要因のことです。
ボトルネック(bottleneck)は、もともとはビンの首(bottle neck)が細くなっているせいで液体がスムーズに出てこないことに由来する比喩表現です。ビジネスや工学・IT分野では、プロセスやシステム全体のパフォーマンスを制約している「最も遅い・最も処理能力の低い部分」を指します。
ボトルネックが存在すると、その前後どれだけ効率化しても、その箇所の処理速度以上に全体のスループット(処理量)は上がりません。これは製造業における「制約理論(TOC:Theory of Constraints)」でも中心的な概念として扱われています。
ボトルネックが発生しやすい場面の例を挙げると次のとおりです。
- 工場の製造ラインで特定の工程だけ処理速度が遅い
- コンピューターシステムでCPUやネットワーク帯域が処理の限界になる
- プロジェクトで特定の担当者への作業集中が全体の遅延を招く
- 物流で積み込み・荷下ろし作業がトラックの回転率を下げる
ボトルネックの解消には、まず問題箇所を特定し、そこに集中的にリソースを投入したり、プロセスを改善したりすることが有効です。ビジネス改善・システム最適化・プロジェクト管理において非常に重要な概念です。
使い方・例文
「このシステムはデータベースのクエリ処理がボトルネックになっていて、全体のレスポンスが遅くなっている」のように、問題の根本原因となっている箇所を指摘する際に使います。
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