ボストークロケットとは?
ぼすとーくろけっと
ボストークロケットとは、ソビエト連邦が開発した宇宙ロケットで、人類初の有人宇宙飛行を実現したボストーク1号の打ち上げに使用されました。
ボストークロケット(Vostok rocket)は、ソビエト連邦が開発した宇宙打ち上げロケットのファミリーで、R-7大陸間弾道ミサイルを改良して宇宙輸送用に転用したものです。セルゲイ・コロリョフが主導した設計で、中央の第二段とその周囲に4基の第一段ブースターを束ねた「パケット型」構成を採用しています。
最も著名な功績は1961年4月12日のボストーク1号の打ち上げです。ユーリ・ガガーリン少佐を乗せたこのフライトは人類初の有人宇宙飛行として歴史に刻まれ、ガガーリンは地球を一周して約108分後に帰還しました。このとき使用されたロケットがボストークロケットです。
ボストークロケットの主な特徴は以下のとおりです。
- 推進剤にケロシンと液体酸素を使用
- 打ち上げ推力は約390トン(全ブースター合計)
- 低軌道への打ち上げ能力は約4.7トン
- ボストーク宇宙船シリーズ6機をすべて打ち上げた実績を持つ
その後、ボストークロケットの設計は改良され、ボスホートロケットやソユーズロケットへと発展しました。ソユーズ系ロケットは現在も現役で使用されており、ボストークロケットはその原点として宇宙開発史上重要な位置を占めています。
使い方・例文
宇宙開発史や冷戦時代の「宇宙開発競争」を説明する文脈で、ガガーリンの宇宙飛行を実現したロケットとして登場します。
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