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ホッパ車とは?

ほっぱしゃ

ホッパ車とは、石炭・砂利・穀物などのばら荷(散荷)を大量輸送するための鉄道貨車で、車体底部の排出口から積み荷を重力で自動的に降ろせる構造をもちます。

ホッパ車(hopper car)は、粒状・粉状のばら荷を輸送するために設計された鉄道貨車の一種です。車体の断面がV字型または逆台形の「ホッパー(漏斗型容器)」状になっており、車体底部に設けた排出口を開けると積み荷が重力で自然に流れ出る仕組みになっています。

ホッパ車の主な特徴は以下のとおりです。

  • 荷役効率化:開閉式の底部ハッチから自動排出できるため、荷降ろし時間を大幅に短縮できる
  • 大容量:深い漏斗状の車体に大量のばら荷を積載可能
  • 種類の多様性:開蓋式(露天型)と密閉式があり、輸送物に応じて使い分ける

輸送対象による分類としては、石炭・コークスを運ぶ「石炭ホッパ車」、砂利・砕石を運ぶ「砂利ホッパ車」、穀物・飼料を運ぶ「穀物ホッパ車」、セメントを運ぶ「セメントホッパ車」などがあります。日本国内では石炭輸送に多く用いられた歴史があり、北海道の炭鉱向け路線では大量のホッパ車が活躍しました。

近年は鉄道貨物のコンテナ化が進んで減少傾向にありますが、石灰石・石炭・穀物など特定の原材料輸送では引き続き重要な役割を担っています。

使い方・例文

セメント工場への原料輸送で、専用線に連なるホッパ車が石灰石を積んで行き来する場面や、鉄道模型のジオラマで石炭輸送の情景を再現するアイテムとして登場します。

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