ホタテ養殖とは?
ほたてようしょく
ホタテ養殖とは、ホタテガイを人工的に育てて収穫する水産業の手法で、日本では北海道と青森県が主要産地です。
ホタテ養殖とは、ホタテガイ(Mizuhopecten yessoensis)を海中で計画的に育て出荷する水産養殖の一分野です。日本国内では北海道の各海域や青森県陸奥湾が主要な生産地で、国内ホタテ漁獲量・養殖量の大部分を占めています。
養殖の方式には主に二種類あります。
- 地まき式:稚貝を海底にまいて自然に近い環境で育てる方法。北海道のオホーツク海沿岸などで広く採用されています。
- 垂下式(ロープ式):稚貝をかごやネットに入れて海中に吊り下げ育てる方法。青森県陸奥湾などで多く行われます。
稚貝は採苗器と呼ばれる装置で天然の幼生を採取するか、人工採苗(人工ふ化)によって育てます。稚貝を一定の大きさまで中間育成し、その後本養殖に移します。収穫まで通常2〜3年程度かかります。
ホタテは貝柱・貝ひも・生殖巣(卵や白子)など全体が食用とされ、生食・加工食品・乾物(干し貝柱)として国内外に流通します。中国や韓国、欧米向けの輸出量も多く、日本の重要な水産輸出品目の一つです。近年は輸出先の規制変動の影響を受けることもあり、産地では国内消費の拡大や加工品開発にも力を入れています。
使い方・例文
北海道産のホタテ養殖は、地まき式で広大な海域を活用しており、毎年秋から冬にかけての収穫シーズンには新鮮なホタテが全国の市場に出回ります。
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