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ホアキン・トーレス=ガルシアとは?

ほあきんとーれすがるしあ

ホアキン・トーレス=ガルシアとは、ウルグアイ出身の画家・芸術理論家で、幾何学的抽象主義とアメリカ先住民の象徴を融合した独自の「普遍的構成主義」を確立した芸術家です。

ホアキン・トーレス=ガルシア(Joaquín Torres-García、1874〜1949年)は、ウルグアイモンテビデオ生まれの画家彫刻家・芸術理論家です。ラテンアメリカ近代美術において最も重要な人物の一人として世界的に評価されています。

幼少期にスペインへ渡り、バルセロナで芸術教育を受けたトーレス=ガルシアは、ピエト・モンドリアンらとともにパリでデ・スティル(新造形主義)運動と接触し、幾何学的な抽象表現の影響を深く受けました。その後さらに独自の理論「普遍的構成主義(Universalismo Constructivo)」を発展させました。

この思想の核心は、ヨーロッパの幾何学的モダニズムとアメリカ大陸の先住民文化・象形文字・神話的シンボルを統合するというものです。作品は格子状の構図の中に太陽・魚・時計・錨・人物などの象徴的図像を配置した独特のスタイルを持ちます。

1943年にはモンテビデオに「南方工房(Taller del Sur)」を設立し、後進の指導にあたるとともにラテンアメリカの文化的アイデンティティを芸術表現で問い続けました。その著書や理論はラテンアメリカの近代美術に多大な影響を与えています。

使い方・例文

「トーレス=ガルシアの絵画には、モンドリアン風の格子構造の中に先住民の象徴が散りばめられており、ヨーロッパの抽象主義とアメリカの土着性が融合している」というように、近代美術・ラテンアメリカ美術の解説で登場します。

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