ペトラ遺跡カズネとは?
ぺとらいせきかずね
ペトラ遺跡カズネとは、ヨルダンの古代都市ペトラにある岩壁を直接削り出して作られた巨大な神殿状建造物です。
カズネ(Al-Khazneh、アラビア語で「宝庫」の意)は、ヨルダン南部の世界遺産「ペトラ」を代表する建造物で、砂岩の岩壁を直接彫刻して作られた岩窟建築の傑作です。高さ約43メートル、幅約28メートルに及ぶ壮大なファサード(正面部分)が特徴です。
ペトラはナバテア王国(紀元前4世紀頃〜紀元106年頃)の首都として栄えた古代都市で、カズネもナバテア人によって建造されたと考えられています。建造時期は紀元前1世紀頃とされますが、正確な年代・用途については現在も議論があります。王墓・神殿・霊廟など諸説あり、確定的な結論には至っていません。
ファサードはヘレニズム建築の影響を色濃く受けており、コリント式の柱・ペディメント(三角破風)・彫刻で飾られています。岩盤をそのまま削り出した「岩窟建築」の技法を用いており、建材を積み上げるのではなく、岩山を外側から彫り込んで建物を作るという独特の工法が特徴です。
「インディ・ジョーンズ 最後の聖戦」のロケ地としても使われたことで、世界的に広く知られるようになりました。現在は観光客が「シーク」と呼ばれる細い岩の回廊を抜けた先でカズネを目にできる構造となっており、その劇的な出現の演出が訪問者を魅了しています。
使い方・例文
「ペトラ遺跡カズネは、砂岩の断崖に直接彫り込まれた神殿建築として、世界七不思議の候補にも挙げられるほどの壮大さで知られています。」
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