ベニシジミとは?
べにしじみ
ベニシジミとは、前翅の表面が鮮やかな橙赤色のチョウで、日本各地の草地や畑周辺でよく見られる小型のシジミチョウです。
ベニシジミ(紅小灰蝶、学名 Lycaena phlaeas)は、チョウ目シジミチョウ科に属するチョウです。体長は前翅長で約15〜20ミリメートルほどと小ぶりですが、前翅の表面が鮮やかな橙赤色に黒い斑点をちりばめた模様で、野外でも目立ちます。後翅の表面は暗褐色で、裏面は灰褐色に細かな点模様があります。
分布は広く、ユーラシア大陸から北アメリカにかけて広い範囲に生息し、日本では北海道から九州・沖縄まで見られます。草地・農耕地・河原・公園の周辺など、日当たりのよい開けた場所を好みます。
幼虫の食草はスイバやギシギシなどのタデ科植物で、卵から孵化した幼虫はこれらの葉を食べて育ちます。成虫は花の蜜を吸い、特にタンポポやシロツメクサなどに集まります。年に複数回発生し、春から秋にかけて長い期間にわたって観察できます。
身近な場所に多く、チョウの入門種として昆虫観察の入り口になりやすい存在です。オスは縄張り意識が強く、日当たりのよい場所で他の昆虫を追いかける「占有行動」が観察されます。
使い方・例文
「畑のそばを歩いていると、橙色のベニシジミがスイバの葉にとまっているのを見かけた」のように、春から秋にかけての自然観察やガーデニングの話題で登場することが多いチョウです。
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