ベドジフ・スメタナとは?
べどじふ・すめたな
ベドジフ・スメタナは19世紀チェコの国民的作曲家で、連作交響詩『わが祖国』をはじめ、チェコ音楽の基礎を築いた人物です。
ベドジフ・スメタナ(Bedřich Smetana, 1824〜1884)は、チェコ(当時はオーストリア帝国領のボヘミア)に生まれた作曲家で、チェコ国民楽派の創始者と呼ばれています。幼少期から音楽の才能を示し、後にピアニストとして活動しながら作曲に取り組みました。
1848年の革命運動に共鳴するなど政治的にも意識の高い人物であり、チェコの民族文化と音楽を結びつけることを生涯のテーマとしました。1874年に突然耳が完全に聴こえなくなるという不幸に見舞われながらも、創作活動を続けました。
主要作品は以下の通りです。
- 連作交響詩『わが祖国』(全6曲、そのうち第2曲『モルダウ』が特に著名)
- 歌劇『売られた花嫁』
- 弦楽四重奏曲第1番『わが生涯より』
- 歌劇『ダリボル』
『わが祖国』はボヘミアの自然・歴史・伝説を描いた壮大な連作であり、特に第2曲『モルダウ(ヴルタヴァ)』は川の源流から大海へと流れる情景を美しい旋律で表現し、チェコを象徴する曲として親しまれています。チェコではプラハの春音楽祭の開幕曲として毎年演奏される伝統があります。
使い方・例文
スメタナの『モルダウ』は日本の中学校音楽教科書にも掲載されており、チェコの大河を雄大に描いた旋律として多くの人に親しまれています。
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