ベクトルデータベースとは?
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ベクトルデータベースとは、テキストや画像などを数値ベクトルとして保存し、意味的な類似性に基づいて高速に検索できる専用データベースです。
ベクトルデータベース(Vector Database)とは、データをエンベディング(多次元の数値ベクトル)として格納し、ベクトル間の距離や類似度によって「意味的に近いデータ」を効率よく検索するための専用データストアです。
従来のリレーショナルデータベースはキーや文字列の完全一致・部分一致検索を得意としますが、「意味が似た文書を探す」「画像に似た画像を探す」といった類似性検索には向きません。ベクトルデータベースはこの課題を解決するために設計されており、近似最近傍探索(ANN: Approximate Nearest Neighbor)アルゴリズムを活用して高次元ベクトル空間での類似検索を高速に実行します。
ベクトルデータベースの主な特徴と用途は以下のとおりです。
- 意味検索:キーワードに依存せず、文の意味に基づいた文書検索が可能
- 推薦システム:ユーザーの行動履歴をベクトル化し、類似商品・コンテンツを推薦
- RAG(検索拡張生成):LLMが参照する知識ベースとして活用し、関連情報を動的に取得
- 重複検出:ほぼ同じ内容の文書や画像を素早く発見
代表的な製品には Pinecone・Weaviate・Chroma・Qdrant・pgvector(PostgreSQL拡張)などがあります。AIアプリケーション、特に生成AIと連携したシステムの基盤として急速に普及しており、現代のAIインフラに不可欠なコンポーネントとなっています。
使い方・例文
「社内ドキュメントをベクトルデータベースに保存し、AIチャットボットが質問に関連する箇所を即座に引き出して回答する」という構成は、RAGシステムの典型的な活用例です。
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