ヘルスチェックとは?
へるすちぇっく
ヘルスチェックとは、サーバーやサービスが正常に動作しているかどうかを定期的に自動確認する仕組みのことです。
ヘルスチェック(Health Check)とは、ロードバランサー・監視システム・コンテナオーケストレーターなどが、バックエンドのサーバーやサービスに対して定期的にリクエストを送り、正常稼働しているかどうかを自動的に確認する仕組みです。
ヘルスチェックが「失敗」と判定されると、ロードバランサーはそのサーバーをトラフィックの振り分け先から自動的に除外し、回復を検知した時点で復帰させます。これにより、障害が発生したサーバーへユーザーのリクエストが届くことを防ぎ、サービス全体の可用性を保つことができます。
ヘルスチェックの主な種類には以下があります。
- TCPヘルスチェック:指定ポートへの接続が成功するかどうかを確認する最も基本的な方法
- HTTPヘルスチェック:特定のURLにGETリクエストを送り、200などの正常ステータスコードが返るか確認する
- HTTPSヘルスチェック:TLS暗号化通信を含めて検証する
- カスタムヘルスチェック:アプリケーション固有のロジック(DB接続確認など)を組み込んだエンドポイントを検証する
Kubernetes環境では「Liveness Probe(生存確認)」と「Readiness Probe(準備完了確認)」を分けて設定するのが一般的です。前者はコンテナの再起動判断に使われ、後者はサービスへのトラフィック受け入れ判断に使われます。適切なヘルスチェック設計は、障害の自動検出と自己修復(セルフヒーリング)を実現するための重要な要素です。
使い方・例文
ロードバランサーが30秒ごとに各サーバーの /health エンドポイントへHTTPリクエストを送り、200が返らないサーバーを自動で切り離す構成がヘルスチェックの典型例です。これにより、サーバー障害をユーザーが気づく前に自動で対処できます。
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