ロードバランサとは?
ろーどばらんさ
ロードバランサとは、ネットワークやサーバーへの通信リクエストを複数のサーバーに振り分け、負荷を均等に分散させる装置またはソフトウェアのことです。
ロードバランサ(Load Balancer)とは、外部から届くネットワークトラフィックやリクエストを複数のサーバー(バックエンド)に分散させることで、特定のサーバーへの負荷集中を防ぎ、システム全体の性能・可用性・信頼性を高める仕組みです。
主な機能と役割は以下のとおりです。
- 負荷分散:リクエストを均等または重み付けしてサーバー群に振り分け、処理速度の低下やダウンを防ぎます。
- 冗長化・高可用性:一台のサーバーが故障してもほかのサーバーで処理を引き継ぐため、サービスの継続性が保たれます。
- ヘルスチェック:定期的にバックエンドの死活確認を行い、障害を起こしたサーバーをプールから自動的に除外します。
- SSLターミネーション:クライアントとのSSL/TLS処理をロードバランサで集中して行い、バックエンドの負荷を軽減します。
振り分けアルゴリズムにはラウンドロビン(順番に割り当て)・最小接続数・IP ハッシュなどがあります。実装形態としては、専用のハードウェア機器、ソフトウェア型(Nginx・HAProxy・Apache など)、クラウドサービス(AWS Elastic Load Balancing・Google Cloud Load Balancing など)があります。
現代のWebサービスやマイクロサービスアーキテクチャでは、ロードバランサはシステムの入口に置かれる不可欠なコンポーネントとなっており、スケールアウト(サーバー台数を増やして処理能力を拡大する手法)の基盤として機能します。
使い方・例文
大規模なECサイトや動画配信サービスで同時アクセスが急増した際、ロードバランサが自動でリクエストを複数のサーバーに振り分け、サービス停止を防ぐ役割を果たします。
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