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ブロークンコードとは?

ぶろーくんこーど

ブロークンコードとは、和音(コード)の構成音を同時に鳴らさず、一音ずつ順番に分散させて演奏する奏法のことで、アルペジオともほぼ同義に使われます。

ブロークンコード(broken chord)とは、「分散和音」とも呼ばれる演奏技法で、コードの構成音を同時に発音するのではなく、低音から高音へ(または高音から低音へ)順番に、あるいは特定のパターンで一音ずつ鳴らしていく奏法です。「broken(壊された・分割された)」という英語名が示すとおり、本来まとめて鳴らすべき和音を「分割」して演奏するところが特徴です。

ブロークンコードとアルペジオはほぼ同じ意味で使われますが、厳密には次のような違いで区別されることがあります。

  • アルペジオ:低音から高音へ順番に(上行または下行)演奏する
  • ブロークンコード:必ずしも音階順でなく、飛び回るパターンも含む広い概念

代表的なパターンとして、左手がド→ソ→ミ→ソ→ド→ソ→ミ→ソ…と繰り返すアルベルティ・バスがあり、古典派のピアノ音楽に頻繁に登場します。また、ハープやギターでの分散和音伴奏もブロークンコードの代表例です。

ブロークンコードは伴奏形として使われるほか、ソロの旋律的フレーズを彩る装飾としても機能し、楽曲に動きと流れるような表情を与えます。バロックから現代のポップスまで幅広い音楽ジャンルで活用されています。

使い方・例文

ピアノ曲の左手伴奏で「ドミソ」の和音を一音ずつバラバラに鳴らしているフレーズがブロークンコードです。弾き語りのギター伴奏でコードを一音ずつ流すように弾くストローク奏法もこれに該当します。

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