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ブレースとは?

ぶれーす

建物の骨組みに対角線状に設ける斜め部材で、地震力や風圧力による水平変形を防ぐ耐震要素です。

ブレースとは、建築や土木の骨組み(フレーム)において、柱と梁の間に斜めに配置される補強部材のことです。水平力(地震・風)が作用したときにフレームが変形するのを防ぐ役割を担います。英語「brace(支える・補強する)」に由来する建築・構造用語です。

建物に水平力が加わると、柱と梁の接合部(節点)がせん断変形を起こそうとしますが、斜め部材であるブレースが引張力または圧縮力を負担することでこの変形を拘束します。ブレースを設けた架構を「ブレース架構」あるいは「筋かい架構」と呼び、ラーメン架構と組み合わせて使われることもあります。

主な種類は以下の通りです。

  • X形ブレース(たすき掛け):引張のみで機能し、双方向の力に対応
  • V形・逆V形ブレース:1本を斜め方向に配置
  • K形ブレース:柱の中間点に接続する形式

鉄骨造では丸鋼やH形鋼・角形鋼管がブレースに使われます。木造では「筋かい」という名称で同じ役割を担う部材が法規上の必要量として定められています。耐震改修においてもブレース増設は有効な補強手法の一つです。

使い方・例文

鉄骨造の工場や体育館で壁面や屋根面にたすき掛け状に見える鋼材がブレースで、建物全体の揺れを制御しています。

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