ブリュッヒャーとは?
ぶりゅっひゃー
ブリュッヒャーとは、19世紀プロイセンの元帥で、ナポレオン戦争でフランス軍を破ったワーテルローの戦いにおいて決定的な援軍を率いたことで知られる軍人です。
ゲプハルト・レーベレヒト・フォン・ブリュッヒャー(1742〜1819年)は、プロイセン王国の元帥であり、ナポレオン戦争における反フランス連合軍の中核的指導者のひとりです。「老いたる前進将軍(マルシャル・フォアヴェルツ)」の異名を持ち、果敢な攻勢精神で知られました。
ブリュッヒャーはもともとスウェーデン軍の騎兵として軍歴を始め、後にプロイセン軍に転じました。イェーナ・アウアーシュテットの戦い(1806年)ではナポレオンに惨敗したものの、屈することなく再起を図りました。その後、解放戦争(1813〜1814年)に際してプロイセン軍の総司令官としてカッツバッハの戦い・ライプツィヒの戦いでフランス軍を撃破し、ナポレオン追放に大きく貢献しました。
最大の功績はワーテルローの戦い(1815年6月)です。前日のリニーの戦いで敗れながらも迅速に体制を立て直し、クーデプロの戦場へ急行してウェリントン公率いるイギリス軍を援護しました。この到着がナポレオンの最終的敗北を決定づけたとされています。
ブリュッヒャーはプロイセン・ドイツにおいて国民的英雄として崇められており、ロストック・ブレスラウなど各地に銅像が建てられています。
使い方・例文
ナポレオン戦争やワーテルローの戦いを解説する文章で「ブリュッヒャーの援軍がウェリントンを救った」のように登場します。
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