ブラックボックス・シアターとは?
ぶらっくぼっくすしあたー
ブラックボックス・シアターとは、四方を黒い壁で囲まれた柔軟なレイアウトの小劇場空間のことです。
ブラックボックス・シアターとは、内部の壁・天井・床をすべて黒く塗った箱型の小劇場で、客席と舞台の配置を自由に変更できる点が最大の特徴です。英語では「black box theater」と表記し、日本では「ブラックボックス」とも略されます。
従来のプロセニアム・アーチ形式(舞台と客席を額縁状の枠で隔てる形式)と異なり、ブラックボックス・シアターには固定された舞台がありません。仮設の舞台や客席ブロックを組み合わせることで、
- 客席が舞台を三方から囲むスラスト形式
- 舞台を客席が四方から囲むアリーナ形式
- 俳優と観客が向かい合うエンドステージ形式
- 舞台と客席が交互に配置されるトラバース形式
ブラックボックス・シアターは1960〜70年代の実験演劇運動の高まりとともに普及しました。小規模ながら親密な雰囲気を生み出せるため、俳優と観客の距離が縮まり、緊張感や共感が高まりやすいとされます。大劇場では難しい実験的な演出や少人数による新作の初演に向いており、若手劇団や演劇学校の実習場としても広く活用されています。
使い方・例文
演劇祭や大学の演劇学部では、ブラックボックス・シアターを使って毎週異なるレイアウトで公演を行うことがあります。
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