ブックミュージカルとは?
ぶっくみゅーじかる
ブックミュージカルとは、セリフによるドラマ(台本)と楽曲・ダンスが一体となって物語を展開するミュージカルの形式で、現代ミュージカルの主流となっているスタイルです。
ブックミュージカル(Book Musical)とは、「ブック(台本)」「楽曲」「歌詞」「振付」の四要素が緊密に結びつき、一貫した物語を語るミュージカルの形式です。登場人物の感情や物語の進展が楽曲と芝居の両方を通じて表現されることが特徴です。
ブックミュージカルはレビューショー(歌やダンスの寄せ集め)とは異なり、劇的な文脈の中に音楽が組み込まれています。20世紀前半のブロードウェイで確立したスタイルであり、1943年初演のロジャース&ハマースタイン作『オクラホマ!』がブックミュージカルの完成形として歴史的に評価されています。
ブックミュージカルの主な構成要素は以下の通りです。
- ブック(台本):セリフによるドラマパート
- スコア(楽曲):物語の感情や状況を音楽で表現
- リリック(歌詞):物語と連動した詩的なテキスト
- コレオグラフィー(振付):演技と融合したダンス
現在上演されている多くのミュージカル作品はブックミュージカルの形式をとっており、『レ・ミゼラブル』『ウエスト・サイド・ストーリー』『ハミルトン』などが代表例として挙げられます。日本の劇団四季や宝塚歌劇団のレパートリーにも多くのブックミュージカル作品が含まれています。
使い方・例文
劇場でミュージカルを鑑賞すると、セリフから歌へ自然に移行しながら物語が進む場面が多くありますが、これがブックミュージカルの形式です。演劇や音楽の講義・評論でよく使われる用語です。
この用語をシェア
最終更新: