本文へスキップ

フーゴー・フォン・ホーフマンスタールとは?

ふーごーふぉんほーふまんすたーる

フーゴー・フォン・ホーフマンスタールとは、ウィーン世紀末を代表するオーストリアの詩人・劇作家で、作曲家リヒャルト・シュトラウスとのオペラ共同制作でも広く知られます。

フーゴー・フォン・ホーフマンスタール(Hugo von Hofmannsthal、1874〜1929年)は、オーストリアウィーン生まれの詩人・劇作家・エッセイストです。10代のうちから詩人として天才的な才能を発揮し、ウィーン世紀文学の旗手として注目されました。アルトゥール・シュニッツラーやシュテファン・ゲオルゲらと交流し、「若きウィーン」グループの中心的存在として活躍しました。

ホーフマンスタールの初期の詩・劇は、言語の音楽性と美を極度に追求した耽美的な作風が特徴で、世紀末の退廃的な美意識を体現しています。しかし1902年に発表した書簡体の評論『チャンドス卿の手紙(Ein Brief)』で、言語への根本的な不信感と「言語の危機」を宣言し、以後の創作活動の方向を大きく転換させました。

後半生の最大の業績は、作曲家リヒャルト・シュトラウスとの長期にわたる創作パートナーシップです。二人は以下のオペラを共同制作しました。

  • 『エレクトラ(Elektra)』(1909年)
  • 『ばらの騎士(Der Rosenkavalier)』(1911年)
  • 『アラベラ(Arabella)』(1933年、ホーフマンスタール没後初演)

また戯曲『イェーダーマン(Jedermann)』はザルツブルク音楽祭の創設とともに1920年から上演が続けられており、今もザルツブルクの夏の風物詩となっています。

使い方・例文

「オペラ『ばらの騎士』を鑑賞する際、台本を手がけたフーゴー・フォン・ホーフマンスタールと作曲家リヒャルト・シュトラウスの名コンビとして紹介されることが多い。」

この用語をシェア

𝕏 でポスト LINE

最終更新:

関連用語