フレデリク5世 (デンマーク王)とは?
ふれでりくごせい
フレデリク5世とは、18世紀デンマーク・ノルウェー王で、啓蒙主義の影響のもと芸術・学術を振興した王として知られる人物です。
フレデリク5世(Frederik V、1723〜1766年)は、デンマーク・ノルウェー連合王国の王で、在位は1746年から1766年にわたります。クリスチャン6世の息子として生まれ、オールデンブルク朝に属します。
フレデリク5世の治世は、啓蒙主義の時代と重なっており、学術・芸術・建築の振興が特徴的でした。コペンハーゲン美術アカデミーの設立(1754年)は彼の在位中の重要な文化的業績の一つです。また騎馬像が現在も残るアマリエンボー広場の整備など、コペンハーゲンの都市景観形成にも大きく貢献しました。
外交面では大国間の均衡を保ちながら中立的な立場を維持し、デンマークの安定した繁栄を支えました。ただし、国政の実務の多くは宰相たちに委ねられていた側面があります。
フレデリク5世はイギリス王ジョージ2世の娘ルイーズを最初の妃とし、その死後はヘッセン=カッセル家のユリアーネ・マリーと再婚しました。息子のクリスチャン7世が後を継ぎましたが、クリスチャン7世は精神疾患を抱えており、のちに宮廷医師ストルエンセが政治的実権を握るという波乱の時代を招きました。
使い方・例文
コペンハーゲン市内のアマリエンボー宮殿広場に立つフレデリク5世の騎馬像は、デンマークの代表的な観光スポットとして現在も多くの訪問者に親しまれています。
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