フリジア人とは?
ふりじあじん
フリジア人とは、オランダ北部のフリースラント州および周辺沿岸地域に暮らすゲルマン系の民族で、独自のフリジア語を保持し、北海沿岸の歴史と文化を受け継ぐ人々です。
フリジア人(Frisians)は、北海沿岸のオランダ北部・ドイツ北西部沿岸・デンマーク国境付近にかけて居住するゲルマン系の民族・民族集団です。現代では主にオランダのフリースラント州(フリースラン)を中心に居住しており、フリジア語(フリース語)を母語とする人々をさして呼ぶことが一般的です。
フリジア語はインド・ヨーロッパ語族のゲルマン語派に属し、英語と近い関係にある言語として知られています。現代では西フリジア語(オランダのフリースラント州)・北フリジア語(ドイツのシュレスウィヒ・ホルシュタイン州)・サタールフリジア語(ドイツのニーダーザクセン州の一地域)の3種に大別されます。
歴史的には中世初期から北海沿岸で海上交易・漁業・農業を生業とし、「フリジア商人」として広くヨーロッパ各地と交易を行いました。フランク王国との抗争やキリスト教への改宗など、中世ヨーロッパの動向と深く関わっています。
現代のオランダでは、フリジア語はオランダ語とともに地域の公用語として認められており、フリースラント州では行政・教育・メディアにフリジア語が使われています。独自の文学・音楽・祭事を含む豊かな地域文化が今も継承されています。
使い方・例文
オランダのフリースラント州を訪れると、道路標識や公共施設の案内がオランダ語とフリジア語の両方で表示されており、フリジア人の地域的アイデンティティが公的に認められていることがわかります。
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