フランツ・フォン・ヒッパーとは?
ふらんつふぉんひっぱー
フランツ・フォン・ヒッパーは、第一次世界大戦においてドイツ帝国海軍の巡洋戦艦部隊を率いたドイツの海軍提督です。
フランツ・フォン・ヒッパー(Franz von Hipper、1863〜1932年)は、ドイツ帝国海軍の提督で、第一次世界大戦中に機動打撃力の中核をなす巡洋戦艦部隊の指揮官として活躍しました。後に大洋艦隊(ホッホゼーフロッテ)全体の司令長官に昇進しています。
ヒッパーは積極的な攻撃姿勢で知られており、戦争初期からイギリス沿岸への砲撃作戦を行いました。1914年12月のスカーバラ・ハートルプール砲撃は民間地域への被害をもたらし、イギリス国内で大きな反響を呼びました。続く1915年のドッガー・バンク海戦では旗艦「ザイドリッツ」が大破する被害を受けながらも艦隊を撤退させ、主力の損失を最小限に抑えました。
ヒッパーの最も重要な戦歴は、1916年のユトランド沖海戦です。この海戦でヒッパーの巡洋戦艦部隊はジェリコー率いるイギリス大艦隊をドイツ主力艦隊へ誘い込む「おとり」として巧みに機能し、海戦の展開に大きく貢献しました。主な経歴をまとめます。
- ドイツ帝国海軍巡洋戦艦部隊司令官
- イギリス沿岸砲撃作戦を指揮
- ユトランド沖海戦での活躍
- 大洋艦隊司令長官に昇進
ヒッパーは積極果敢な指揮で部下の信頼を集め、ドイツ海軍史における重要な指揮官の一人として記憶されています。
使い方・例文
「ヒッパー提督の巡洋戦艦部隊がイギリス艦隊を誘引したことで、ユトランド沖海戦の戦況はドイツ側に有利な局面をもたらした」という文脈で言及されます。
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